眠り眺望
Milk Bar NOBLE
ミルクバー ノーブル
さまざまな亜人が暮らす、近未来ファンタジー創作。
干支創作は、そのうちの干支モチーフのキャラクターにスポットライトを当てて描いたものです。
2021年丑年では、「ミルクバー ノーブル」で働くメイドを描きました。
「ミルクバー ノーブル」について
"今なお動き続ける大きな古時計が物語る、150年の歴史。ミルクバー ノーブルは、正統派のミルクバーです。共に時を刻んだ調度品、飴色に輝くレザーのソファ。クラシカルながらも個性の光るエプロンドレスを身にまとったメイドたちが、貴方様にお給仕いたします。"
Milk Bar NOBEL
長い歴史を持ちながらも時代に合わせて発展してきた、ミルクバーの代表的な店。
店内は古い調度品に石膏像、ガラスのカップボードに蓄音機と敷居が高いように思えるが、それが不思議に調和して温かい雰囲気を醸し出している。その魅力からか、初めてのミルクを楽しむ客、さらには癖になってしまって第二の家のように通い詰める客も多いという。
「バー」ではあるが、洋菓子、軽い洋食などの軽食も提供している。
メニュー表はなく、飲みたいものをメイドに伝えて注文する。一番人気はカルアミルク。
最近は、「お酒は苦手だけれどミルクティーなら」と訪れる客も多い。
チェキでの記念写真サービスもある。スタッフごとのメッセージも楽しみのひとつ。
牛乳について
通称「牛乳」は、はるか昔この星に住んでいた、牛型亜人の祖である「牛」の細胞から培養した液体だ。品質が安定していて栄養もあり、安価なため、現代では広く使われている。
牛型亜人の乳は通常「ミルク」と呼ぶことで区別されている。
「ミルク」は嗜好品として愛されている。味に牛型亜人の食べたものが影響する特徴があるが、通常は牛乳のようにいろいろな用途に使える。
牛型亜人の乳を嗜好品とするこの文化は、2世紀ほど前を最盛期とする古い文化。
現代では少しマニアックな世界で懐古趣味のようにひそかに盛り上がっている。
本来「ミルク」は子供にあげるものなので、精神的繋がりの深い者にのみ与えるべきだという声もあるが、メイドからの声は「ほっといても出てくるしせっかくなら美味しいって言ってくれる人にあげたい」「乳首吸わせる訳でもないし」が多い。